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母乳に含まれている成分

母乳にはどのような栄養成分が含まれているのかまとめています。

1人1人の赤ちゃんに必要な栄養成分

イヌやネコなどの小さな動物から、キリンやゾウなどの大型の動物まで、哺乳類と呼ばれる動物の赤ちゃんは、みなお母さんの母乳を飲んで育ちます。

もちろん、ヒトの赤ちゃんもその仲間。母乳には主に糖質・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル分などが含まれていますが、それぞれの動物で各成分の含有量が異なり、自分の赤ちゃんが最適な栄養分が摂れるような構成になっています。

ヒトの母乳に含まれる栄養分は、どのような構成になっているのか、それぞれの成分について詳しく紹介していきます。

免疫成分

母乳には、赤ちゃんを細菌やウイルスなどの感染から守る「免疫物質」が含まれています。

特に産後2~3日に分泌される「初乳」には、IgA抗体、リゾチーム、ラクトフェリンなどの免疫物質が豊富に含まれており、これをしっかりと飲んだ赤ちゃんは、感染症などにかかるリスクが大幅に低下すると言われています。

初産婦の場合ですと、産後2~3日ではほとんど母乳が出ないことも多く「本当に飲ませられているのかな?」と不安になる場合もあるかと思いますが、初乳には少量でもたくさんの免疫物質が含まれていますので安心して飲ませてあげてください。

栄養成分

母乳に含まれている主な栄養成分は、以下の6種類に大別されます。

赤ちゃん イラストたんぱく質

赤ちゃんの体を作る元になるたんぱく質。母乳に含まれるたんぱく質は、酸で固まらない「ホエーたんぱく」が6割程度、酸で固まる「カゼイン」が4割程度含まれており、赤ちゃんの体内に最も負担なく、吸収されやすい構成となっています。

また、たんぱく質を構成する源であるアミノ酸も、グルタミン酸やタウリンを始め、赤ちゃんの成長に必要な成分が十分に含まれています。

赤ちゃん イラスト脂肪

母乳中の脂肪は、赤ちゃんにとって主要なエネルギー源です。脂溶性のビタミン(A・D・E)や必須脂肪酸(リノール酸など)も多く含まれ、赤ちゃんの体の成長と中枢神経の発達を促進させます。

母乳中の脂肪の量は、ママの食事内容に影響されると言われています。脂肪分を多く含んだ食事を摂ると、母乳中の脂肪の量も増えますが、乳腺に詰まりやすくなったりするため注意が必要です。

また、母乳中には脂肪分解酵素(リパーゼ)も含まれているため、脂肪分の98%以上は消化吸収されて赤ちゃんのエネルギーとなります。

また、1回の授乳でも母乳中の脂肪濃度が変化すると言われています。飲み始めは脂肪分の低い母乳が、長く飲み続けると脂肪濃度が高くなり、赤ちゃんのお腹をいっぱいにしてくれます。

赤ちゃん イラスト糖質

母乳には牛乳の1.5倍もの乳糖が含まれています。

乳糖は体内に吸収される時間が長いので、他の糖類と比べて血糖値の上昇も緩やか。つまり、赤ちゃんにやさしい糖分とも言えます。また、ビフィズス菌の働きを活発にしたり、カルシウムの吸収を良くしたりする作用もあります。

赤ちゃん イラストビタミン

母乳中にはビタミンK以外の全てのビタミン類が含まれています。ただし、含有量については、赤ちゃんの月齢や哺乳量によって異なり、それぞれの赤ちゃんの、それぞれの時期に必要なビタミンが調節されて含まれるようになっています。

赤ちゃん イラストミネラル

カルシウムや鉄分、リン、亜鉛などのミネラル分が母乳中に含まれている量は、牛乳の1/3程度と、大人にとっては少なめでも赤ちゃんには適量。腎臓が未発達な赤ちゃんに多くのミネラルを与えてしまうと、分解・解毒が間に合わず、下痢や体調不良を引き起こしてしまうのです。

量は少ないですが、母乳中に含まれる鉄分は、そのうち50%が赤ちゃんに吸収されるという驚異の吸収率の高さ。数字だけで見ると足りないようにも見えますが、赤ちゃんにとって必要な分は、母乳に含まれているということですね。

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