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母乳量が少ないと悩む方へ。母乳量を増やすには?

赤ちゃんが生まれてから、母乳がうまく出ないことに悩んでいるお母さんは、意外に多いものです。

母乳が出ないことに悩み、ミルクも与えようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、母乳が出ないことにはいくつかの理由が考えられます。母乳不足を起こす原因について挙げていきますので、ぜひチェックしてみてください。

赤ちゃんの様子で理由がわからない場合は、何かとおっぱいのせいにされることも新米ママを悩ませている一因でしょう。

母乳育児の場合、本当に母乳不足のサインなのかどうか、他に原因があるのかどうかの判断がわかりにくいことも不安材料になっているのだと思いますが、母乳不足のサインについて、ひとつでもあてはまることがあれば新米ママは不安になってしまいますよね。また、人には聞けない、他のママとは比べられないことも不安を大きくする要因です。こちらの「母乳部不足 サイン」のページも参考にしてみてください。どんな状態を「母乳の量が少ない」というのかをまとめています。

母乳不足のサインを確認する>>

母乳が減る原因とは?

「1、授乳回数の不足」

母乳は一度授乳してから3時間程度で再生産を始めます。そのため、授乳回数が少なくなると、母乳の生産効率が低下するおそれがあります。

母乳をつくるプロラクチンというホルモンは、赤ちゃんがママのおっぱいを吸いはじめて1~3分で濃度があがりはじめ10分でピークに達するといわれています。これが、次の母乳を作る準備に重要な役割をもっています。

赤ちゃんがおっぱいを吸うたびに、ママの脳の中ではプロラクチンを出して血中のプロラクチン濃度を高くします。このプロラクチン濃度が高いほど「たくさん母乳を作ってね」というサイン。24時間で8回以上授乳していると次の授乳までにプロラクチン濃度が低下するのを防ぐことができます。

授乳はプロラクチンの分泌が必要だと脳に知らせるために大切なことなので新生児の間は赤ちゃんが母乳をうまく飲めなくても、吸われれば吸われるほど母乳は作られるので母乳の量に関わらず授乳に挑戦してみてください。

「2、ミルクを与えすぎている」

母乳育児中にミルクと併用する際に起こりやすいケースです。赤ちゃんにミルクを与えすぎると、母乳を飲まなくても満足してしまうため、赤ちゃんが大人しくなります。そこでお母さんは「お腹がすいていないのかな?」と考え、母乳を与えないまま3時間以上が経過し、お母さんの母乳の生産効率が低下してしまいます。

ミルクは母乳よりも消化に時間もかかり腹もちが良いので授乳の間隔が長くなりがちです。しかし赤ちゃんがおっぱいを吸うたびにママの脳の中で「たくさん母乳を作ってね」というサインがでるわけですから、授乳間隔を4時間以上あけると体が「もう母乳は必要ないんだな~」と判断して母乳の生産が減ってしまいます。

そうならないためにも母乳育児中にミルクと併用する場合は必ずミルクの前に母乳を吸わせるようにしましょう。あまり神経質になることはありませんが無理のない範囲で試してみてくださいね。

それでも思うように母乳の量が増えないときは、もしかするとママの「疲れ」が原因になっているのかもしれません。頑張りすぎないで、できる範囲で休みましょう。

「3、お母さんの水分不足」
「4、お母さんの生活習慣の乱れ」
「5、お母さんのストレス」

お母さんが普段から食べものや飲みものに注意し、生活習慣やストレスレベルを見直すことで改善が期待できます。母乳は母親の体内を流れる血液からなる分泌物なので、血液の「質」が重要になります。飲みものや食べものをしっかりと摂りながら、生活習慣に配慮することで、母乳量は安定していきます。

ただし栄養といっても、たくさん食べるということではありません。母乳に必要な栄養素を摂るということで、ジュースではなくお水、油ものではなくビタミンやミネラルの含まれる食材を中心に摂取するようにします。

最近では、野菜と果物のスムージーなど簡単に朝食を済ませる方が多いのですが、出産後は赤ちゃんに毎日栄養を与えなければなりませんので、野菜と果物だけでは栄養不足になるおそれも。赤ちゃんのことを考えると、体に必要な栄養素はまんべんなく摂取するのが正解です。

栄養不足になると、母乳の量や質に影響が出てきて、満足のいく栄養素を届けられなくなると、赤ちゃんの体重を増量できないおそれもありますので、お肉やお魚、炭水化物などのエネルギー源もしっかりと摂っていきたいところです。

食生活以外のところでは、睡眠不足や過剰なストレスなど、生活習慣に乱れが起こるような場合でも、母乳量が一時的に減少する可能性があります。

母乳量は常に一定ではなく、お母さんの体調やコンディション、生活習慣などに左右されます。「昨日より減ったかも・・・」と悩みすぎないよう、気持ちを切り替えていく工夫も必要です。母乳が出ない時は、焦らずに体をゆったりと休めて、リラックスを心掛けてみてください。

「6、乳腺や乳口に詰まりが起きている」

お母さんの乳腺や乳口に詰まりが発生し、母乳が出にくくなっている状態です。詰まりが発生する原因は人によってさまざまで、遺伝的体質から生活習慣病、あるいは一時的なトラブルなど、それぞれに原因と対処法が異なります。

遺伝的体質が原因の場合、乳腺がもともと細いく詰まりやすい人は努力ではどうにもなりませんから出産した病院や助産師さんに判断してもらい乳房マッサージなどで日頃から詰まりを気にかけてあげると良いでしょう。

生活習慣が原因の場合、コレステロールが高い食生活が習慣化していると血液がドロドロになりますよね。母乳は血液でできています。血液が乳房へ運ばれ乳腺で乳汁へと作り換えられ母乳になります。そのため授乳中のママの血液の質はとても大切です。

コレステロール(中性脂肪)が高くドロドロ血になると乳腺に脂が詰まりやすくなり当然おっぱいも出づらくなります。しかし、あれもこれもダメ、好きなものも食べちゃダメではストレスが溜まり逆に身体によくありません。1日の中でバランスが取れるような食事をこころがけてみてくださいね。

おっぱいのトラブルはママだけの問題ではなく赤ちゃんにもかわいそうな思いをさせてしまいます。ひとりで悩んで我慢したりせずに、早い段階で産院で乳房の状態を診てもらえば、適切な授乳方法やトラブルへの対処方法のアドバイスをしていただけますので、心配な方は専門医にかかられると良いでしょう。

母乳量を増やす時のコツ

上記の原因に一つずつ対処していっても、まだ母乳量が安定しない・・・。そのような場合には、以下の方法を試してみてください。

1、出なくても吸わせてみる

母乳を増やすには、時間に関わらずとにかく赤ちゃんが泣いたら母乳をあげるという頻回授乳が効果的と言われています。

それでも産後は体のコンディションが不安定なため、母乳が出にくくなっている場合があります。また、ストレスや体への負担がかかる時にも、母乳が出にくくなることがあります。しかしそこでミルクなどを与えるのはNG。お乳が出なくても、まずは赤ちゃんに乳首を吸わせるようにします。

刺激を与えることが目的なので、両方のおっぱいを10分程度飲ませてみましょう。母乳は血液をもとにして作られているので母乳を増やすためには、おっぱいに刺激を与えて血流量をふやしましょう。

吸引による刺激がお母さんの脳に伝わると、そこから「プロラクチン・オキシトシン」というホルモンが分泌されます。プロラクチンは母乳を生産するために欠かせないホルモンなので、ホルモンの分泌を促すことで、母乳も生産されやすくなります。

また、授乳だけの刺激だけでなく搾乳機や手搾りでも効果があります。赤ちゃんの吸う力は強いので皮膚が負けて、ちくびの痛みで赤ちゃんに母乳が飲ませられないときも授乳を続けてみてください。

2、体の循環を上げる

母乳をつくるためには、乳腺に血液が届かなくてはなりません。しかし、血流が悪いと乳腺への血液の流れが滞り、母乳が生産されにくくなってしまいます。

血流を改善するためには、まず体の循環を上げるところから始めます。外や寒い部屋に長時間いないように心がけ、コンクリートや冷たいフローリングの床など、冷えているところに直接座ったり、肌を露出しないように要注意です。

特に冬場は、普段から体を冷やさないようにインナーを増やしたり、厚着をしたりするなどしてくださいね。

飲み物も出来るだけ温かい飲み物で水分を補給するほうがいいですね。授乳中は普段よりも多めに水分補給しなければなりませんからハーブティーなどのカフェインが含まれていない温かい飲み物を飲むようにしましょう。

バスタブに浸かれない場合、足湯や蒸しタオルを使って局所的に体を温める方法や、ブランケット・電気毛布・湯たんぽなどを活用する方法も有効です。意識的に体を温めながら血の巡りを改善していきましょう。

授乳の前に、乳房の温湿布をするのも役立ちます。赤ちゃんのオムツを利用した温シップなら手軽にできるのでお試しくださいね。作り方は、手が入るくらいの熱いお湯をおむつの中に注いで吸収させるだけです。おしっこがたまった時のように膨らんだらできあがりです。蒸しタオルより長時間温度が保てます。

3、赤ちゃんとコミュニケーションを取る

母乳を増やすには赤ちゃんとのスキンシップも大切です。アメリカの小児科医や助産師の母乳外来などでは、オムツだけにした赤ちゃんをママの肌につけて過ごさせるように指導するそうです。こうすることで母乳が増えてくる、また赤ちゃんとママのリズムが合ってきて、おなかがすいてきたという兆候などを感じ取りやすくなるといった変化があるそうです。

授乳中や寝付かせる前に優しく声をかけるのも効果的、赤ちゃんはしっかりとお母さんの言葉を聞いているそうです。

お母さんには母性が備わっているため、赤ちゃんの声を聞いたり、お肌に触れるだけでもホルモンが分泌され、母乳が出やすくなると言われています。赤ちゃんも常にお母さんの温もりを求めていますので、母乳の出に関わらず、積極的にコミュニケーションを取っていくと良いでしょう。

4、気にせずに育児をする

母乳を増やしたいなら、ゆったりとハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか。

お母さんが母乳育児にこだわりすぎると、母乳量が少し減っただけでも気がかりになり、そこからストレスが積み重なって、母乳がさらに出にくくなる可能性があります。ストレスによって母乳が出にくくなると、何が問題だったのだろうと考え、さらに母乳育児にこだわり、ストレスがどんどん蓄積していきます。

母乳の量を増やしたいときは、水分をたっぷりととり血液の循環をよくしてリラックスすることが必要です。

このような負のスパイラルに陥らないためには、思い切って気にしないようにします。

母乳が出にくい体質の人もいると思いますが、母乳が全くでないというお母さんは2万人にひとりといわれています。それなのに母乳が出ない、少ないと心配するお母さんは2人にひとりといわれています。出産前から母乳神話にとりつかれ、神経質になりすぎたあまり母子ともに健康を害してしまうケースさえあります。

リラックス効果があり、さらには母乳の生産を促進する効果もあるといわれているハーブティーを飲んでみるのは手軽な休息方法としてもおススメです。

生活リズムや赤ちゃんのコンディションなどに注意しながらも、気持ちだけはゆったりと構えていたいところです。

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