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母乳量が少ないと悩む方へ。母乳量を増やすには?

赤ちゃんが生まれてから、母乳がうまく出ないことに悩んでいるお母さんは、意外に多いものです。

母乳が出ないことに悩み、ミルクも与えようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、母乳が出ないことにはいくつかの理由が考えられます。母乳不足を起こす原因について挙げていきますので、ぜひチェックしてみてください。

母乳が減る原因とは?

1の授乳回数の不足については、母乳は一度授乳してから3時間程度で再生産を始めます。そのため、授乳回数が少なくなると、母乳の生産効率が低下するおそれがあります。

2は、母乳育児中にミルクと併用する際に起こりやすいケースです。赤ちゃんにミルクを与えすぎると、母乳を飲まなくても満足してしまうため、赤ちゃんが大人しくなります。そこでお母さんは「お腹がすいていないのかな?」と考え、母乳を与えないまま3時間以上が経過し、お母さんの母乳の生産効率が低下してしまいます。

3から5については、お母さんが普段から食べものや飲みものに注意し、生活習慣やストレスレベルを見直すことで改善が期待できます。母乳は母親の体内を流れる血液からなる分泌物なので、血液の「質」が重要になります。飲みものや食べものをしっかりと摂りながら、生活習慣に配慮することで、母乳量は安定していきます。

ただし栄養といっても、たくさん食べるということではありません。母乳に必要な栄養素を摂るということで、ジュースではなくお水、油ものではなくビタミンやミネラルの含まれる食材を中心に摂取するようにします。

最近では、野菜と果物のスムージーなど簡単に朝食を済ませる方が多いのですが、出産後は赤ちゃんに毎日栄養を与えなければなりませんので、野菜と果物だけでは栄養不足になるおそれも。赤ちゃんのことを考えると、体に必要な栄養素はまんべんなく摂取するのが正解です。

栄養不足になると、母乳の量や質に影響が出てきて、満足のいく栄養素を届けられなくなると、赤ちゃんの体重を増量できないおそれもありますので、お肉やお魚、炭水化物などのエネルギー源もしっかりと摂っていきたいところです。

食生活以外のところでは、睡眠不足や過剰なストレスなど、生活習慣に乱れが起こるような場合でも、母乳量が一時的に減少する可能性があります。

母乳量は常に一定ではなく、お母さんの体調やコンディション、生活習慣などに左右されます。「昨日より減ったかも・・・」と悩みすぎないよう、気持ちを切り替えていく工夫も必要です。母乳が出ない時は、焦らずに体をゆったりと休めて、リラックスを心掛けてみてください。

6については、お母さんの乳腺や乳口に詰まりが発生し、母乳が出にくくなっている状態です。詰まりが発生する原因は人によってさまざまで、遺伝的体質から生活習慣病、あるいは一時的なトラブルなど、それぞれに原因と対処法が異なります。

産院で乳房の状態を診てもらえば、適切な授乳方法やトラブルへの対処方法のアドバイスをしていただけますので、心配な方は専門医にかかられると良いでしょう。

母乳量を増やす時のコツ

上記の原因に一つずつ対処していっても、まだ母乳量が安定しない・・・。そのような場合には、以下の方法を試してみてください。

1、出なくても吸わせてみる

産後は体のコンディションが不安定なため、母乳が出にくくなっている場合があります。また、ストレスや体への負担がかかる時にも、母乳が出にくくなることがあります。しかしそこでミルクなどを与えるのはNG。お乳が出なくても、まずは赤ちゃんに乳首を吸わせるようにします。

吸引による刺激がお母さんの脳に伝わると、そこから「プロラクチン・オキシトシン」というホルモンが分泌されます。プロラクチンは母乳を生産するために欠かせないホルモンなので、ホルモンの分泌を促すことで、母乳も生産されやすくなります。

2、体の循環を上げる

母乳をつくるためには、乳腺に血液が届かなくてはなりません。しかし、血流が悪いと乳腺への血液の流れが滞り、母乳が生産されにくくなってしまいます。

血流を改善するためには、まず体の循環を上げるところから始めます。外や寒い部屋に長時間いないように心がけ、コンクリートや冷たいフローリングの床など、冷えているところに直接座ったり、肌を露出しないように要注意です。

バスタブに浸かれない場合、足湯や蒸しタオルを使って局所的に体を温める方法や、ブランケット・電気毛布・湯たんぽなどを活用する方法も有効です。意識的に体を温めながら血の巡りを改善していきましょう。

3、赤ちゃんとコミュニケーションを取る

お母さんには母性が備わっているため、赤ちゃんの声を聞いたり、お肌に触れるだけでもホルモンが分泌され、母乳が出やすくなると言われています。赤ちゃんも常にお母さんの温もりを求めていますので、母乳の出に関わらず、積極的にコミュニケーションを取っていくと良いでしょう。

4、気にせずに育児をする

お母さんが母乳育児にこだわりすぎると、母乳量が少し減っただけでも気がかりになり、そこからストレスが積み重なって、母乳がさらに出にくくなる可能性があります。ストレスによって母乳が出にくくなると、何が問題だったのだろうと考え、さらに母乳育児にこだわり、ストレスがどんどん蓄積していきます。

このような負のスパイラルに陥らないためには、思い切って気にしないようにします。生活リズムや赤ちゃんのコンディションなどに注意しながらも、気持ちだけはゆったりと構えていたいところです。

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